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判子について

kojimatakahiro

判子の選び方、というと一般的には用途に合わせたサイズ、書体、そして素材を選んでいただきます。

  • 15ミリ、小さめ13.5ミリ
  • 書体篆書体、もしくは古印体
  • 材質、牙や角、もしくは木

ここではあえて避けて、少し趣の違う形で印の選び方についてお話ししたいと思います。

結論から言えば、大切なのは力を感じられるかです。

機能的な面で言えば、小さな印から大きな印まで、問題なく使用していただけるので、実印だからこの大きさでないといけない、ということはありません。それでも大きさにある程度の決まりを設けてあるのは、文化的な風習が色濃く出ていると思われます。

印が約束事の公式手続きだった時代は、もっとも重い意思表示やご決断をされる天皇、大臣などを頂点として、下々のものがその手続き、しきたりにしたがって約束事の書面に意思表示の印をおし手いました。

どんな印を自分の印として持つのが用意のかは、社会の中で自分がどのような存在であるかを判断材料として選んでいました。約束事の重みが重い決断をされる方の印が一番大きく、良材で、書体も古いものを使用する、というのが自然な形でしたので、一番責任が重い人から役割が一つ下がることに大きさも小さくなる。

ですので、会社で言えば社長よりも部長や課長の方が印は小さく簡素に、個人でも家長の印(多くは男性であった)がその家では一番立派で、妻の印は一回り小さく、という形になっていました。

私は自分から話し始めることが得意ではないので、文章を書く場合も何を書けばいいのかわからなくなります。文章を書くことも、話をすることもそれ自体は好きです。ただ、場面設定を任せられることが苦手なのだと思います。こういう話をしませんか?こういう話を聞いてもらえますか?と切り出して相手を自分の時間に付き合わせてしまうことに怖さがあるのだと思います。

マルシェで販売した時の光景。
とても楽しい経験だったが
スタンプは一つしか売れなかっ た。

あと面白い話をしなきゃという意識も強く、つまらないことを言ってはいけない、相手を楽しませなきゃ、内容のある話をしなければ、そういうことをなんとなく思っているために一言目が出てこない、出てきても唐突だったり噛み合っていなかったりということが起こります。

自意識が過剰なんでしょうか。とにかく自分発信というものに本当に苦手意識があります。

そういうふうにいう時もあります。

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